研修会の報告

2019年12月の記事一覧

令和元年度専門性向上研修会

 11月27日(水)に、独立行政法人国立病院機構仙台西多賀病院リハビリテーション科の理学療法士片山望氏を講師にお迎えして、「筋疾患のある児童生徒のリハビリテーションについて」のテーマで研修会を実施しました。「デュシャンヌ型筋ジストロフィー」と、「筋ジストロフィー患者へのリハビリテーションの観点」についての基礎的な知識をベースとして、姿勢管理の重要性について講義をして頂きました。進行性の疾患において、環境調整を常に意識した取り組みをしていくことの大切さとその具体策について、わかりやすい資料と演習からすぐに役立つ内容となるものでした。

 参加者からは、「筋ジストロフィーについて理解を深めることができただけでなく、対応の仕方や考え方を改める良い機会となりました。」「リハビリテーションの本来の意味を初めて知り、特別支援学級の担当として、大変大きな収穫でした。考え方が定まりました。」などの感想が寄せられました。