校長あいさつ

 本校のホームページを御覧いただき、ありがとうございます。

 

 本校は、創立69年目を迎える歴史と伝統のある学校です。宮城県のみならず東北地域の病弱教育の中核校として、その歴史を刻んでおります。また、平成30年度より知的障害のある重複障害児童生徒の入学も可能となりました。

 治療を受けながら学べる学校として、独立行政法人国立病院機構仙台西多賀病院に入院している児童生徒をはじめとして、「自らの病気や障害を乗り越え、力いっぱい努力して明るく生きがいのある生活を送ることができる児童生徒を育てる」ことを学校教育目標に教育活動を行っております。

 これまでもこれからも「児童生徒を第一」に、児童生徒、保護者、教職員、関係の皆様と一緒になって「児童生徒が明日も学校に行きたい」と思える学校にしてまいりたいと考えております。

 本校では障害や病気と向き合いながら一日一日を精一杯送る児童生徒の学習を保証し、児童生徒に寄り添いながら、強く生きていこうとする気持ちを育てる教育を実践しております。また、特別支援学校として教育相談や教育支援等のセンター的機能の充実にも努めております。

 これまで児童生徒の自立と社会参加を支援し、大学進学者をはじめ、多くの卒業生を世に送り出してきました。

 令和7年4月現在、小学部7名、中学部2名、高等部12名の計21名の児童生徒が学んでいます。児童生徒は「明るく 強く がんばる子」を合い言葉に、自分の夢や願いを実現するべく、日々の学習に励んでおります。

 

 このホームページをとおして、本校の教育活動の一端を紹介してまいります。御高覧いただけましたら幸いに存じます。

 

 令和7年4月

 

宮城県立西多賀支援学校

校長 河原 希代子