紅堂

学校だより「紅堂」

令和2年9月号

 

 

 

 

短い夏休みが終わりました

 8月1日(土)から8月19日(水)までの19日間というこれまでにない短い夏休みが終わりました。みなさんはどのように過ごしたでしょうか。感染症や暑さもあり,外には出掛けずゆっくり過ごすことが多かったことと思います。8月20日(木)に,夏休み明けの全校集会がオンライン中継で行われました。残念ながら,西多賀病院の入院生は8月1日からの病棟閉鎖で登校できませんでしたが,教頭先生のお話や小学部からの文化祭ポスターの連絡を各教室で視聴しました。「新しい生活様式」にも少しずつ慣れてきたところですので,引き続き感染対策,暑さ対策を行い教育活動を進めていきたいと思います。

 

シリーズ「授業の様子」 中学部「文化祭のポスター作り」

 中学部では文化祭のポスター作りに取り組みました。まずは文化祭の合い言葉「心の中で手をつなごう」をイメージして,虹色の輪つなぎ作りにチャレンジしました。体の動きによって色づくカメラアプリで紙を虹色に色づけした後,電動ばさみ等を使って短冊状に切りました。その後もスタンプや花紙など様々な道具や材料を使い,意欲的に制作活動に取り組みました。中学部二人で協力して,一つのすてきな作品を作り上げることができました。

 

9月の予定
  1日(火)~4日(金)教育実習
  2日(水)朝会,耳鼻科検診
  3日(木)医ケア巡回指導医訪問
       作業療法士来校
  4日(金)教育実習最終日
  8日(火)児童生徒文化祭実行委員会
  9日(水)音楽療法士来校
 11日(金)眼科検診
 15日(火)児童生徒文化祭実行委員会
 16日(水)音楽療法士来校,歯科検診
 21日(月)敬老の日
 22日(火)秋分の日
 25日(金)スクールカウンセラー来校
 30日(水)校内ステージ発表
*新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況により,予定を変更する場合があります。

10月の予定
  1日(木)午前授業
  2日(金)文化祭
  6日(火)~7日(水)介護等体験防災訓練
  8日(木)児童生徒文化祭実行委員会
       医ケア巡回指導医訪問
  9日(金)第1学期終業式,午前授業
 12日(月)秋季休業日
 13日(火)第2学期始業式,午前授業 
 14日(水)~15日(木)介護等体験 芸術鑑賞会
 15日(木)(高)月曜の授業
 21日(水)(高)後期進路体験週間計画発表会
 23日(金)高E校外学習
 26日(月)~30日(金)後期進路体験週間
 29日(木)小5,6年修学旅行

 

コラム「~感染症とともに生きる~」 スクールカウンセラー

 新型コロナウイルスの流行に伴い,ご心配や気苦労の多い時間を過ごされていることと存じます。春には学校が休業となり,「緊急事態宣言」が出るなど,これまでに経験したことのない事態が起きました。その後,しばらく宮城県でも感染者ゼロの日が続いていましたが,感染者の数が再び報告され始め,安心しきれない状況です。刻々と変わる事態に戸惑いを感じたり,「新しい生活様式」にご負担を感じたりしている方もいらっしゃるでしょう。今回の感染症の特徴的なことは,自分が感染する可能性と,自分が知らずに感染源になる可能性がともにあることです。心の持ちように迷う,怖れを抱くのも無理のないことです。

 「正しく怖れる」という言葉をよく耳にしますが,どういうことなのでしょう。災害時など特別な状況下では「まさか,自分には起こらないだろう」「大丈夫だろう」という気持ちになることがあります。これは災害など,受け入れにくい状況を過小評価してしまう心理で,『正常性バイアス』といわれる偏った捉え方です。不安に振り回されることを防ぐ,心の防衛機能であり,誰にでも起こりえることです。ただ,『正常性バイアス』の状態では,自分や他者を守る行動につながらず,互いを危険にさらす心配があります。対処法としては,人には『正常性バイアス』という心理が働くことを知り,「大丈夫」と思う心理は,「もしかしたら『正常性バイアス』によるものかも?」と,一度落ち着いて判断することです。そのことで,危険から守る行動につながります。
 一方で,不安や心配がストレスとなり,調子を崩すこともあるかもしれません。イライラする,眠りづらい,些細なことに敏感になるといったことがあれば,危険に備え,心がアンテナを張りっぱなしの状態です。また,疲労感が抜けない,元気が出ないなどのときは,頑張ってきた証といえるでしょう。でもこの状態が続くと,しんどく,自分らしい力を発揮しづらいです。対処法としては,自分にご褒美の時間を設けたり,リラックスしたり,「私はよくやっている」と労うことをお勧めします。三密が避けられれば,マスクを外し,思いっきり深呼吸もいいでしょう。そして,一番のお勧めは,話しをしたり,愚痴を言ったり,誰かとつながることです。物理的に距離を置く必要があったり,考え方に温度差があったり,つながりづらい状況下ではあります。離れていても心が寄り添い合う関係,互いの考えを尊重し合えるような関係では,ほっと心の息抜きとなるでしょう。身近に,なかなかそういった相手が見つからない時には,相談機関の利用もお勧めします。
「正しく怖れる」といっても,心は常に一定ではなく揺れ動くものかもしれません。でも,自分の心を見つめたり,リラックスして肩の力を抜いたりすることで,冷静で自分らしい判断に近づけられることはできます。未曾有の事態の前では,誰しも無力感を感じがちかもしれませんが,「今,できることはなんだろう」「今,できていることはなんだろう」「これから,できそうなことはなんだろう」と問いかけてみてください。一見些細にみえる行動であっても,自分や大切な人,または見知らぬ誰かの助けとなり得る,大きな一歩になると私は思います。

 

<リラックス法Ⅰ~呼吸法~>
① 3秒間かけて,鼻からゆっくり息を吸います。
② 2秒間,止めます。
③ 5秒かけて,口からゆっくり息を吐き出します。(吐く時間を長めに「フ~」と。「もやもやした気持ちよ,さようなら」など心の中で唱えられたら,なお効果的です。腹式呼吸が効果的ですが,難しいときにはゆっくりとした呼吸を意識してください。これを5~10回ほど繰り返します。)
<リラックス法Ⅱ~肩の上げ下げ~>
① 両肩を耳の方向にギューと,ゆっくり上げます。
② ストーンと肩の力を抜きます。(このときに,肩の力がじんわりと抜けた感じをよく味わってください①②を3~5回ほど繰り返します。肩を上げるときは,痛いところまでがんばらず,いた気持ちいいぐらいのところまで上げて,少し,その感覚を味わってから肩の力を抜くと,より抜けたときのリラックス感があります。)

 

令和2年8月号

    

明日から夏休みです

 今年度は,新型コロナウイルス感染症の影響により,4月,5月が臨時休業となったため,夏休みが例年より少し短くなります。夏休みの期間と夏休み明け全校集会については下記のとおりです。

 夏休みの期間       8月 1日(土)~ 8月19日(水)19日間
 夏休み明け全校集会の日  8月20日(木) 通常登校(午前授業,給食なし)

 例年の熱中症対策に加えて,感染症対策への取組も継続することが大切です。マスク,換気,手洗い,消毒,そして「3つの密」を避ける行動を,夏休み中も忘れずにお願いします。
 また,夏休みならではの行事や外出も慎重にならざるを得ない状況です。本を読んだり,映画(DVD)を見たり,何かを作ってみたり(もちろん学習も)など,家での過ごし方を工夫して充実した夏休みを過ごしてください。

 

「新しい生活様式」で「朝会」が行われました

 令和2年度の朝会は,新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から,ICTを活用した「リモート朝会」となりました。全校の児童生徒が一堂に会することはできなかったものの,「教室で落ち着いて参加できた」「画面をしっかり見ていた」などの声が聞かれ,大変好評でした。今年度、最初の司会は高等部Bコース3年のAさんが務めました。

<感想>  
司会をやってみて,見ている人たちにちゃんと言葉が伝わっているかが不安でした。とても緊張しましたが,自分で動画を見たら,伝わるように司会ができていたので良かったです。早くみんなで集まって朝会ができればいいなと思います。A

 

シリーズ「授業の様子」 小学部「七夕飾りを作ろう」

 小学部ひまわり学級では,「七夕飾りを作ろう」の学習に取り組みました。ビー玉に様々な色の絵の具を付け,画用紙の上で転がして模様をつけました。子どもたちは,ビー玉がコロコロと転がる感触を感じたり,ビー玉同士が当たってカチャカチャとする音を聞いたりしながら,楽しく活動することができました。模様の付いた画用紙を色々な形に切って貼り合わせ,すてきな七夕飾りが完成しました。みなさんの願い事が叶うといいですね。

 

8月の予定
  1日(土)夏季休業日~19日(水)
  3日(月)高等部進路相談会~7日(金)
 10日(月)山の日
 11日(火)~14日(金)閉庁日
 17日(月)宮特P役員会10:00~
 19日(水)学校見学会
 20日(木)全校集会(午前授業,給食なし)
 24日(月)~9/4(金)教育実習
 25日(火)児童生徒文化祭実行委員会

9月の予定
  2日(水)朝会
  3日(木)高3年校外学習
     医ケア巡回指導医訪問
  4日(金)教育実習最終日
  8日(火)児童生徒文化祭実行委員会
  9日(水)高A3年修学旅行
     音楽療法士の先生の来校
 15日(火)児童生徒文化祭実行委員会
 16日(水)音楽療法の先生の来校
 21日(月)敬老の日
 22日(火)秋分の日
 25日(金)スクールカウンセラーの先生の来校
 30日(水)校内ステージ発表

*新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況により,予定を変更する場合があります。

 

 ◇◇◇ お知らせ ◇◇◇
 宮城県特別支援学校PTA等連絡協議会「県知事並びに教育長へのお願い」について
先日実施いたしました「県知事並びに教育長へのお願い」に,
・在宅ワークを含めた進路先の拡大
・放課後デイサービスの利用時間延長
・送迎時のヘルパーや看護師の同乗
・ICT機器の充実
・通学路の利便と安全
等のご意見ご要望をお寄せいただきました。今後事務局で検討が加えられ,宮城県特別支援学校PTA等連絡協議会の案としてまとめられます。ご協力ありがとうございました。(総務部)

 

令和2年7月号

高等部前期進路体験週間
 高等部では,6月24日(水)から26日(金)までの3日間,前期進路体験週間を設定し,各自の進路目標の下,それぞれの進路活動を行いました。今年度は学校開始時期が遅れたことで3日間のみになりましたが,その分集中して取り組むことができたようです。進路に直結する場合を除いて校内活動に限定されましたが,オンラインで在宅ワーク実習をしたり,余暇活動で交流を深めたり,また,病棟でサークル活動に参加したりと充実した3日間になりました。

 

児童生徒文化祭実行委員会

   10月2日(金)に開催される文化祭に向けて,6月9日(火)に第1回児童生徒実行委員会を行いました。各学部の代表児童生徒によって文化祭を盛り上げるために熱心な話し合いがなされています。
本委員会では,合い言葉とポスターの募集・決定やオープニング,クロージングセレモニーの内容などを考えていきます。児童生徒がアイディアを出し合って,盛り上がる文化祭を作っていきます。

 

入学おめでとう

 6月19日(金),東北療護センターで高等部訪問生の入学式が行われました。病院長先生をはじめ,たくさんの病院関係の方々にご参加いただき,温かく和やかな雰囲気の中で,これからの高校生活のスタートをみんなで祝いました。

 

防災訓練~日頃から備えよう~

 6月10日(水)に今年度最初の防災訓練を行いました。今回は,「3密」を避けるために全体での避難などは行わず,学級ごとの訓練を中心に行いました。まず,放送による「緊急地震速報」を聞いて頭部を守る訓練から始まりました。その後は,学級ごとに①地震・火事から身を守る方法について,②抱っこや車椅子を持ち上げられる体験,校内の防火設備や避難用具等の確認,③ビデオ視聴によるまとめの学習に取り組みました。最後に,放送による講評では,教頭先生から「地震や火事のときには,先生方の話をよく聞いてください。そして,一緒に動いてください。」とのお話がありました。

 

7月の予定
  1日(水)朝会 
  2日(木)医療的ケア巡回指導訪問
  7日(火)児童生徒文化祭実行委員会
  9日(木)内科検診13:20
 11日(土)開校記念日
 16日(木)医療的ケア巡回指導医訪問
 20日(月)第1学期末考査~22日(水)
 23日(木)海の日
 24日(金)スポーツの日
 27日(月)児童生徒循環器検診
 28日(火)児童生徒文化祭実行委員会
 31日(金)全校集会(通常授業)

 

8月の予定
  1日(土)夏季休業日~19日(水)
  3日(月)高等部進路相談~7日(金)
 10日(月)山の日
 11日(火)閉庁日~14日(金)
 17日(月)宮特P役員会
 19日(水)学校見学会
 20日(木)全校集会(午前授業,給食なし)
 24日(月)教育実習~9/4(金)
 25日(火)児童生徒文化祭実行委員会

*新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況により,予定を変更する場合があります。

 

☆☆☆ お知らせ ☆☆☆
・文化祭について
 今年度の文化祭は,新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から,10月2日(金)午前中のみの開催といたします。例年のような一般公開はせず,外部団体による展示やステージ発表を行わないこととします。(9月30日(水)校内ステージ発表,10月1日(木)午前授業となります。)
・教育実習について
 令和2年8月24日(月)~9月4日(金)に宮城教育大学から2名,東北福祉大学から1名の学生が本校で教育実習を行います。各クラスの授業参観や小学部ひまわり1,3組,高等部Cコースで授業実習,研究授業を行います。ご理解とご協力をよろしくお願いします。

令和2年6月号

学校再開に向けて   校長 菅原 信治 

 この度は新型コロナウイルス感染拡大対策とはいえ,急な学校休業,さらに休業の延長・再延長となり大変不安な日々をお過ごしだったことと思います。卒業式や修了式,離任式も中止にせざるを得ませんでした。離任された先生方も保護者の皆様に御礼もできず恐縮しておりました。
 学校では今後の新型コロナウイルス感染症対策として教育委員会の指導の下,「3つの密」を徹底的に避ける,「マスクの着用」及び「手洗いなどの手指衛生」など基本的な感染対策を継続する「新しい生活様式」を導入し,感染及びその拡大のリスクを可能な限り低減するなど様々に感染防止対策を講じて参ります。各家庭におかれましても毎日の検温や健康観察など御協力をお願いします。不安や疑問等がありましたら担任,学部主事等に御連絡ください。
 引き続き教職員一同は子供たちの健やかな学びを保証していくように,全力で教育に取り組んで参ります。どうぞよろしくお願いします。

 

令和2年度 新転任式 第1学期始業式

 6月1日,新転任式と今年度第1学期の始業式が行われました。体育館と各教室をオンライン通信で結んでの実施となりました。児童生徒の皆さんは,新転任式で初めて画面越しに,新しくいらした先生方を見て,いつもと違う雰囲気を感じたことと思います。スタートが少し遅れ,「新しい生活様式」の中,いよいよ学校が始まります。感染拡大防止に十分配慮しながら教育活動を進めていきますので,よろしくお願いします。

 

入学式

  始業式と同日の6月1日に,入学式が行われました。今年度は小学部に3名,高等部に6名の児童生徒の皆さんが入学しました。感染拡大防止のため,規模を縮小しての式となりましたが,仙台西多賀病院のスタッフの方々のご配慮により,入院生も登校しての少人数ながら和やかな式を行うことができました。これからの学校生活が楽しく充実したものになるよう願っております。

 

6月の予定                           

1日(月)新転任式 第1学期始業式 在校生午前授業(11:30下校) 入学式13:30

9日(火)結核検診13:30(高1) 児童生徒文化祭実行委員会

10日(水)防災訓練

15日(月)学校カウンセラー来校                     

17日(水)小:身体測定,尿検査                            

18日(木)尿検査

19日(金)東北療護センター 入学式14:20

23日(火)高:身体測定                     

24日(水)前期進路体験週間(~26日(金))           

 

7月の予定

1日(水)朝会 

11日(土)開校記念日

20日(月)第1学期末考査~22日(水)

23日(木)海の日

24日(金)スポーツの日

31日(金)全校集会(通常授業)

*新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況により,予定を変更する場合があります。

 

 

お知らせ

・6月15日(月)に学校カウンセラーが来校します。

 児童生徒はもとより,保護者の皆様のご相談も受け付けておりますので,遠慮なく本校地域支援部までご連絡ください。場所は相談室で,時間は9:00~13:00までとなっております。

・今年度の夏季休業日について

 臨時休業日が続いたことにより,授業時数確保のため夏季休業日を短縮し,8月1日(土)~19日(水)を今年度の夏季休業日といたします。ご理解とご協力をよろしくお願いします。

 

 

 

令和2年5月号

5月31日まで臨時休校延長

本校の教育目標
 自らの病気や障害を乗り越え,力いっぱい努力して明るく生きがいのある生活を送ることができる児童生徒を育てる。

 

 学校から見える西多賀病院の桜は,ほとんどが葉桜になってきました。本来なら,児童生徒の明るい笑顔や元気な声があるはずの学校は,とても静かで寂しいです。現在,新型コロナウイルス感染症が世界中で猛威を振るっておりますが,本県でも緊急事態宣言の延長を受けて,県立学校は5月31日まで臨時休校が延長となりました。保護者の皆様には,臨時休校に当たりご理解とご協力をいただき,また,適切にご対応いただいておりますことに心より感謝申し上げます。本校では,児童生徒の命を守り,新型コロナウイルスの感染リスクに備えながら,6月1日からの学校再開に向けて準備を進めているところです。今後もご家庭,地域の皆様とともに,児童生徒にとって安全安心に過ごすことができる体制作りに努力してまいります。お力添えのほどよろしくお願いいたします。

 

~お知らせ~
・今後新型コロナウイルスの感染状況によりまして,学校から電話等でお知らせすることがあります。本校ホームページの「緊急連絡用掲示板」も定期的にご覧くださいますようお願いいたします。
・現在校舎屋上の修繕工事が行われております。9月中旬まで行われる予定です。工事車両等は児童生徒の登下校に支障のないよう配慮しております。ご不便をお掛けしますが,ご了承願います。

 

 

学校における新型コロナウイルス感染症への対策について
学校では,校内での感染リスクをより低減させるため,以下のような対策を実施してまいります。

○石けん等による手洗いの励行
 こまめな手洗いを徹底します。
 (水道での手洗いが難しい児童生徒については,手指消毒用のアルコールスプレーを用いた手指消毒を徹底します。)

○よく触れる場所の消毒
  教室のドアノブやスイッチ,階段の手すり等の消毒を行います。

 

 

○毎朝の検温・風邪症状の確認
  児童生徒・教職員ともに,毎朝家庭で検温し, 37.5℃以上ある場合は登校・出勤しないこととします。


○教室のこまめな換気
  1時間ごとに換気を行います。  
  日によっては寒い場合もありますので,衣服による温度調節にご配慮ください。

 

(エレベーター内や職員室も定期的に換気しています!)

 

○せきエチケット(マスクの着用)

  マスク着用を徹底します。

 

 ご家庭においても,免疫力を高めるため,十分な睡眠やバランスのとれた食事を心がけるようお願いいたします。万が一,児童生徒やご家族の方で,感染が判明した場合や,濃厚接触者と特定された場合には,速やかに学校へご連絡をお願いいたします。
 また,当面,発熱や風邪症状がある場合においても,その症状が治癒するまでは出席停止として取り扱うこととなります。決して無理させず,自宅での休養をお願いいたします。
児童生徒の命と健康を守るため,保護者の皆様のより一層のご協力をよろしくお願いいたします。

令和2年4月号

 令和2年度のスタートです!

 

「新年度にあたって」 校長 菅原 信治
 2月27日帰宅途中の車中で,そのニュースはラジオから流れてきました。臨時休業の要請です。一瞬耳を疑いましたが,北海道での学校休業が発表されていましたので,どこかの他府県でも休業措置をするのだろうとそのときは思いました。帰宅しTVニュースで「全国の学校・・・休業」大変な事態になったことを悟りました。
 翌日から教育委員会からの指示や関係機関との調整,保護者の皆様の御理解で本校の休業は3月2日から3月24日までとしました。保護者の皆様には大変な御苦労をおかけいたしました。その間の授業や卒業式,修了式,離任式などを中止せざるを得ませんでした。特に学業を修めた節目としての卒業式を中止せざるを得なかったことは,担任はじめ教職員一同大変落胆し残念に思っております。改めて保護者の皆様におわび申し上げます。この原稿を書いている今日は,学校再開に向けた準備と新学期を迎える準備をしているところです。この紅堂が皆様のお手元に届く頃には,学校も再開していることと思います。

 さて,このたびの教職員異動により9人の先生方とお別れし,4月から新たに13人の教職員が着任いたしました。今年度は児童生徒36人,教職員は看護師を含めると56人でのスタートです。小学部には3人,高等部には6人の新入生を迎えました。新型コロナウイルスの感染防止に努めながら安心で安全な学校運営を行って参ります。保護者の皆様の御協力が何より必要です。様々な機会でお力添えをいただきたいと思います。

 今年度は学校教育が大きな転換期を迎えます。小学校・特別支援学校小学部で新学習指導要領の完全実施となります。本校においても新しい時代,新しい学習指導要領のもと,社会の変化や時代に対応した教育課程・教育内容を検討し実践してまいります。その一つの取り組みとして2学期制に移行しました。児童生徒の発達や病気の状態に合わせ,長い期間での指導ができるメリットがあります。中学部・高等部でも教育課程の一部改訂をしております。中学校・特別支援学校中学部は翌年令和3年度(2021),高等学校・高等部は令和4年度(2022)から新学習指導要領の完全実施となります。
 今年度も児童生徒一人ひとりのかけがえのない学校生活を,わたしたち教職員は全力でサポートしていきます。保護者の皆様や病院スタッフの皆様,地域の皆様に信頼していただける学校を目指し,教職員一丸となって努力してゆく決意でございますので,保護者の皆様にも本校教育活動に対する御理解と御協力を重ねてお願い申し上げます。

 

~今年度の学校経営方針~
1 学校教育目標
自らの病気や障害を乗り越え,力いっぱい努力して明るく生きがいのある生活をおくることができる児童生徒を育てる。

 

4月の行事予定

20日(月) 

新転任式 第1学期始業式
在校生午前授業(11:30下校)
入学式13:30


28日(火) 循環器検診13:30


29日(水) 昭和の日

*4月に予定していた発育測定や検診等は延期します。

 

ドローンサッカーを体験しました!

 ドローンサッカーは韓国発祥のイースポーツで,ドローンを使って3次元の空間で行われるサッカーです。指先一つで機体を意のままにコントロールすることができる上に,チームで協力し合い誰とでも対等に戦うことが可能なスポーツです。飛び立つ瞬間の感動やモーター音,機体同士がぶつかる音に心が躍る,バーチャルではない現実の競い合いが目の前で繰り広げられます。
 本校では,2月19日「日本ドローンサッカー連盟」の企業チーム「オートバックスセブン」を招いて,デモンストレーションおよび生徒2チーム教員1チームによる総当たりの試合を行いました。もちろんハンデ無しの真剣勝負でしたが,教員チームは最下位の3位でした。
 詳しい内容は日本ドローンサッカー連盟ホームページ(japan-dronesoccer.com)に掲載されています。

 

令和2年2月号

 校内書き初め展が,1月22日(水)から2月6日(木)まで行われました。展示場所は,学校と病棟をつなぐ通路の壁面でした。
 小学部では,「とり」・「滝」・「ぼくの手」などのイメージを筆で自由に表現したものが物の本質をよくとらえていました。とても元気よく書いていました。
 中学部では,病棟での制作となり,水書道や指筆を使ったものを拡大して見事に表現していました。新春を表す飾り物も素敵でした。


 高等部Aコースでは,和紙の色味をよく生かしてコースの統一性に優れていました。「眼鏡女子」「巨大車両」の言葉選びも好評でした。Bコースは,好きな四文字熟語を選んで書いていました。「有言実行」「初志貫徹」「前途洋々」など画数の多い文字を配置よく,のびのびと書いていました。Dコースでは,掛け軸や落款を用いて,落ち着いた作品に仕上げていました。水墨画風の作品も面白かったです。Eコースでは,濃墨の良さを生かして,インパクトのある作品を色紙いっぱいにはつらつと書いていました。

 保護者の方も見学にいらして,熱心に撮影をしていました。皆さん,力作ですねとお褒めの言葉をいただきました。

 

 

 

 卒業生(現在,A大学3年生)が,2月5日に「卒業生の話を聞く会」で,講演を行いました。困難を強みに変え,自己の人生を作り上げる姿には非常に感銘を受けました。以下,講演概要を紹介いたします。


 入学当初は,学校が嫌だった。私は,大学進学を目指しており,支援学校から大学進学はできないと考えていたからだ。しかし,西多賀支援学校入学後は,私の大学進学の目的を考慮し,それに合わせて先生方はカリキュラムを変更してくれた。

 学校行事の進路体験学習では大学を訪問した。進路体験学習は非常に重要な学習であるので,大事にした方が良い。
 受験勉強は病棟での学習であった。病棟では日々の生活を管理しており,学習を行うには難しい環境であったが,病院に配慮してもらい,9時まで勉強することができた。入院生活は苦しいことがあったが,同じ病棟の友人が支えになってくれた。西多賀支援の先生方,病棟の方々をはじめ,たくさんの方々の支援によって大学進学ができた。

 私が入学したのはA大学B学部である。この大学は重度の障害を持つ学生を受け入れたことがなかった。知らないものを受け入れる事はとても怖いことだ。受け入れについては,体制を整えないとなかなか難しい。入学に当たっては,A大学の職員,病院の職員,学校の先生方にもお世話になった。もちろん,本校の先生方の動きが出発点である。先生方が新しい道を開いてくれたと感じている。本当に苦労したのは先生方だと思う。A大学の先生も,協力的な人で非常に助かっている。

 今になって気づくことがたくさんある。当時は時間が進んでいくだけであった。しかし,当時の支援者のおかけで,現在の自分があることが分かる。当時はそれが分からなかった。

 自分には支援者であるヒーローがたくさんいて,そのおかげで大学に行けたことを今しみじみ感じる。灯台下暗し。自分は,西多賀で,最初は不安だった。西多賀でいいのかと思っていた。しかし,今考えれば,西多賀だからこそ進学できたとしみじみと感じる。この出会いがなければ今の自分は無い。皆さんも,その出会いを忘れないでいただきたい。就職も新たな道を切り開くということだと思う。
 皆さんもたくさんの人に関わってもらって生活していることを,絶対覚えておいたほうがいい。

 ノートライ、ノーチェンジ。挑戦しなければ変化はない。これは大学の先生がよく言う言葉で僕の好きな言葉である。

 思ったことが言えない自分が嫌いであった。何かやってほしいことがあっても、他人にとってはどうでもいいことであると自分に思い込ませてきた。しかし,病気があるので,自分だけで生活ができない。そのように自分の気持ちを飲み込んだら,誰も自分のことを分かってくれない。だから積極的に発言すべきでないかと,自分に言い聞かせている。大学卒業後は,ウェブデザイン、3Dのグラフィックとかの仕事につきたいと考えている。
 宮城はデザインをする会社が少ない。少ないから諦めるという考えは自分は持ちたくない。この気持ちを捨てないで行動したら,何か変わるんじゃないかと,今までの経験から,考えている。

 

 

令和2年1月号

「予測困難な時代」 校長 菅原 信治

 新年最初の紅堂です。今年もよろしくお願いします。昨年は,本校の様々な教育活動に対しまして多大な御支援と御協力を賜り,心より感謝申し上げます。
 令和2年(2020年)が始まりはやいもので1月も後半となりました。2月のカレンダーを見ますと4年ぶりに29日があり,1日得した気分になりました。今年は閏年,そして2020東京オリンピック・パラリンピックの年です。小職にとりましては,人生2度目のオリンピックです。ですが前回の東京オリンピックは1歳で記憶にもありません。今回は,世界中のアスリートが東京に集い競い合う姿を思う存分観たいと思います。
 さて,前回の東京オリンピックは昭和39年(1964年)10月10日に開催されました。その56年後に再び東京でオリンピックが開催されることを誰が予想し得たでしょうか。それも,パラリンピック(第1回は1988年ソウル大会)という障害のある人たちがスポーツで競い合うことなど予測不可能であったと思います。経済が発展し,社会の考え方が変わり,障害に対する概念も変化しました。守られる存在から社会で活躍することができる人,と理解されてきています。「障害は人にはない,障害は社会にある」との考えも広がりました。このような変化の背景には少なからず,特殊教育や今日の特別支援教育も寄与しているものと私は考えています。その特別支援教育がさらに変化を遂げるのも今年です。小学校・特別支援学校小学部は令和2年度から,中学校・特別支援学校中学部は翌年令和3年度,高等学校・特別支援学校高等部は令和4年度から新学習指導要領の完全実施となります。新学習指導要領では障害者の権利に関する条約をはじめとする関係法規の理念に基づき,インクルーシブ教育が色濃く反映されております。また,学校で学んだことが,子供たちの「生きる力」となって,明日に,そしてその先の人生につながってほしい。これからの社会が,どんなに変化して予測困難な時代になっても,自ら課題を見付け,自ら学び,自ら考え,判断して行動し,それぞれに思い描く幸せを実現してほしい。そして,明るい未来を,共に創っていきたい。2020年度から始まる新しい「学習指導要領」には,そうした願いが込められています。(文科省HP引用)
 たとえば,スマートフォンがこんなにも普及し,便利に使えると10年前に思い描いていたでしょうか。スマートフォンがあれば電車にも乗れるし,買い物でお金も支払えます。カメラにもなればメモ帳にもなる。スケジュールを管理してくれて,予定の時間が近づくとアラームで知らせてくれます。地図ソフトを使えば迷わず目的地に連れて行ってくれます。映画や新幹線のチケットでさえスマートフォンから予約購入ができます。
 本校においても予測困難な新しい時代,新しい学習指導要領のもと,社会の変化や時代に対応した教育課程・教育内容を編成し実践します。2学期制に移行したのもその一環です。ICT機器が多く授業に取り入れられ,新しい学びの形が児童生徒の個性に応じて準備されるようになってきております。これから始まる児童生徒一人ひとりのかけがえのない学校生活を,わたしたち教職員は全力でサポートしていきます。

 

 

 三学期始業式を行いました。

 南1-2病棟でもベッドサイドで始業式を行いました。師長さん・看護師さんのご協力で行うことができました。ありがとうございます。児童生徒は,新年の抱負を抱きながら笑顔で始業式に参加していました。本校では複数の教育課程で児童生徒の学習を展開しています。それぞれの内容は異なりますが,西多賀支援学校の児童生徒として一生懸命学習に取り組んでいます。三学期はその学年の最後の学期です。今年も自己の目標に向かって学習を進めて行くことでしょう。充実した1年にしてください。

 

 校内書き初め展に向けて,児童生徒は,書き初めに取り組んでいます。お手本を見ながら,どのように筆を動かせば良いか先生から指導を受けています。素晴らしい作品ができあがることでしょう。
 校内書き初め展は1月22日から2月6日まで,西多賀病院と西多賀支援学校を結ぶ連絡通路で開催致します。是非ご覧ください。

  

令和元年12月号

 

 ロボットプログラミング選手権大会に参加しました。この大会は,小学校で来年度から「プログラミング教育」が始まるのを前に,特別支援学校の児童生徒に活躍の場を作ろうと,全国特別支援学校病弱教育校長会が初めて開いた大会です。大会は,全国を5ブロックに分けて,年内に地区大会を実施し,来年1月24日に全国大会を行う予定です。

 北海道・東北地区大会は11月20日に行われました。北海道の支援学校2校と西多賀支援学校の3校4チームが参加しました。本校高等部からの参加者のKKさん,SHさんのプログラミングのデータを北海道の八雲養護学校に送り,インターネットのテレビ電話システムでロボットによる相撲大会を観戦しました。対戦への緊張とテレビ電話システムを初めて利用することから,二人とも表情がややこわばっていましたが,優勝という結果がでたときには笑顔で静かに喜んでいました。

   

 

 本校は支援学校です。児童生徒の実態は多様であり,効果的な指導を行うための工夫は必要不可欠です。今回は,この様々な工夫を紹介します。すべてを紹介することはできませんが,実際の指導に触れていただければ幸いです。

 

高等部Aコース自立活動

 高等部Aコース生徒の自立活動では,視線入力に取り組んでいます。手足が思うように動かせなかったり,言葉で伝えることが難しかったりする生徒にとって,視線は自分の気持ちを伝える重要な手段となります。パソコンに視線入力装置を取り付けることで画面上のどこに視線を向けているかが表示され,動画に出てくるキャラクターを目で追う学習や,複数の画像の中から好きな画像をじっと見ることで選択する学習などを行っています。視線で文字を入力したりパソコンを操作したりすることもできるので,今後も様々な学習の場面で取り入れていきたいと考えています。

   

 

高等部体育科

 高等部体育科では,生徒の実態を考慮し角形のペットボトル二つをつないだラケットを用いて,ゴロで打ち合う卓球を行っています。シングルスやダブルスはもちろん3対3でも行える上に,バレーボールの要素を盛り込みパスやブロックを行うこともできます。反射角を利用して見方のラケットに意図的に当てる攻撃も有効です。本校では「ローリング卓球」と命名しスリリングな試合を楽しんでいます。

  

 

音楽科

【ピアノの構造】の授業では,ピアノのふたを外して音の出る仕組みを学びました。内部をのぞき込む姿勢をとるのが難しい生徒も,iPadのカメラ機能を使ってピアノの奥までじっくり観察することができました。

 

【箏】では,ギター用の爪をペン先に付けたものを口にくわえ,上手に演奏する生徒がいます。演奏しやすい高さに箏を持ち上げることで,演奏を楽しむことができます。

【ヴァイオリン】の弓をにぎることが難しい生徒は,弓を手に固定する工夫をします。100円で購入できる,椅子の足カバーと面ファスナーテープでしっかり固定すれば,教師が手を添えたりせずに自分の力で弓を動かし演奏することができます。

   

 

 

 

 本校では県立精神医療センターの児童生徒にも授業を行ってます。毎週,月曜と木曜の午後,入院している児童生徒の学習支援のため、本校教員がこのセンターを訪問しています。

 センターには学習室があり、学習支援に参加する数名の児童生徒がほぼ1対1の形で教員と一緒に勉強しています。

 いろいろな制約があるため、この学習支援は週2回、それぞれ1時間だけです。センターを退院する時に「入院中も学校の勉強を続けてきた」という自信のようなものを持ってもらいたい,と願い訪問しています。